自家製ハーブの醍醐味!ローズマリーの栽培とローズマリー塩

料理

料理やリースなどのクラフトにも使えて便利なハーブ、ローズマリーですが、
枝の下の方が木質化(木の様になっている状態)して、新しい芽が出ず葉が少なくなったなどの
状態で育てるのに困ってらっしゃる方もいるかもしれません。
育てやすいハーブですが少しクセがあるので、その育て方や使い方をお伝えしたいと思います。

<ローズマリー>
科・属性 シソ科マンネンロウ属
原産地 地中海沿岸
分類 ハーブ 低木 花木

(育て方)
種からでも育てられるが、苗から育てた方が気軽に育てられる。
ローズマリーには、立性(立つ性質)と這性(這う性質)のものがあるため、
購入時には確認して購入して下さい。
植え付け方は、根鉢を崩さず浅めに植え付ける。


日当たりを好む植物だが、夏場の強すぎる日光や西日は鉢の中の温度が上がって根を痛める。
土壌は弱アルカリ性で水はけの良い土壌を好むが、一般的な草花用培養土でも十分育つ。
より良い環境を求めるなら、ハーブ専用土を使うとよく育つ。

水はけの良い土壌を好むため、鉢植えであればスリットポットと言う
プラスチックの鉢で側面が開いている鉢があるので、それを使うと通気性が上がる。
スリットポットは、鉢底石を入れる必要がなく手軽で、
加湿が嫌いな植物の植え付けにおすすめ。

水やりは、植え付けてすぐはたっぷりやるが、その後は土の表面が乾いたら、
その時にたっぷりやる。しょっちゅうやって、加湿になると根が痛むので注意。
地植えの場合は、根が張るまではしっかりやるが、その後は放置。

肥料は、液体肥料を2週間に1度くらいやったり、IB化成と言う緩効性肥料を与えても
いいと聞くが、肥料をやりすぎるとハーブの持つ香りを消すとも言われているので、
私はほとんど与えていません。春くらいにちょっと与えてもいいかな?くらいです。

枝は込み合ってきたら剪定を行うが、高温時は剪定しない。(4月から10月が適期)
剪定しないと枝の下から木質化する性質があり、木質化した所からは新芽が出ないため、
木質化する前に随時収穫した方がいい。いったん木質化したものは元には戻らないため、
木質化していない新しい枝を切って下葉を少し取り、
水に1日程度つけたら、そのまま土に挿すと根付くので、
挿し木で枝を更新した方がいいかもしれません。(挿し木の適期は5~6月)

ローズマリーは可愛い小花が咲きますが、過酷な環境の方が咲きやすいようです。

この様に随時収穫した方が植物のためにもいいローズマリーですが、
肉や魚をソテーする時に使うくらいで、他に何したら?って感じですよね。

私がよくやるのはローズマリー塩です。

(レシピ)

ローズマリーの葉(生でも乾燥でも大丈夫です) 5g

塩 15g

ローズマリーが新鮮な場合は洗ってよく水気を切って、細かく刻みます。
乾燥してる場合は、手で砕いて香りが出やすい様にします。

ボールにローズマリーと塩を入れてよく混ぜ、密閉容器にいれて1日以上休ませます。
こうする事で、塩に香りがよく移ります。

これだと、ぱぱっとソテーやスープに使えて便利。
沢山作る方は、塩1カップに、ローズマリー50gくらいの割合で作るといいかなと思います。

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