おでんくんの話。

リリーフランキーさんの本
「東京タワー 
オカンとボクと時々オトン」とか、
「誰も知らない名言集」とか
色々あって作品の振れ幅凄いですけど、
私がリリーさんの作品で好きなのが、
「おでんくん」と言う本。
本当に気持ちに響く絵本なんですよね。
私は、両親がガンで亡くなったので、
あの寂しさや苦しさを、
決して力技でポジティブにせずに、
絵本に落とし込んでて、
切なくて、でも前を向けて、読んだあと
これ読んで良かったって素直に言える、
私にとって大事な本なんです。
きっとこの文を目にした方の中には
家族が病で介護されてる方もいらっしゃると
思いますが、なんか参ってしまいそうな時、
側に寄り添ってくれる1冊だと思います。

数年前、偶然博多のデパートのエレベーターで
リリーさんとマネージャーさんとおぼしき方が、
私の目の前に立っていた事がありました。

『うわっ、リリーさんだ」

おでんくんを読んで、本当に力もらったんです、
素敵な本をありがとうございました!!って、
スッッッッッッゴイ、心の中で叫んでいましたが、
話掛ける勇気もなく、
緊張でだんだんどうしたらいいか分からなくて、
居たたまれなくなって、そのまま用事のないフロアの
中に逃げて行きました(笑)

リリーさん、素敵な本をありがとう。

と、今ここで、こそっと伝えます。




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